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Atterocor、16MドルのシリーズAでローンチ

副腎がんの革新的な治療法を開発しているAtterocor, Inc.は本日、1600万ドルのシリーズAベンチャーキャピタルによる資金調達を発表しました。Frazier Healthcareと5AM Venturesがこのラウンドをリードし、この資金調達で得られた資金は、Atterocor社のリードプログラムの加速的な開発をサポートすることになります。

“Atterocorの創設者であり、社長兼最高経営責任者であるJulia Owens博士は、次のように述べています。「このシリーズAの資金調達により、Atterocorを立ち上げることができ、リードプログラムを迅速かつ効率的にクリニックに進めることができるようになります。”副腎がんは、治療法の選択肢が非常に限られており、患者さんのニーズが非常に高い希少な疾患です。このプログラムのための資金調達を確保した今、私たちは、企業と臨床開発の重要なマイルストーンを達成することに引き続き焦点を当て、今後の進捗状況についての最新情報をお届けできることを楽しみにしています。

オーエンス博士に加えて、最高執行責任者を務めるMBAのRaili Kerppola博士、副腎癌のミリー・シェムベクラー教授であり、ミシガン大学の内分泌腫瘍学プログラムのディレクター兼器官形成センターのディレクターであり、当社の科学アドバイザーを務めるゲイリー・ハマー医学博士が当社の創設者として参加しています。

副腎がんは、患者さんの予後が非常に悪い病気の末期に診断されることが多いです。このがんは、米国では毎年約600人の患者さんが診断されており、稀ながんです。現在の治療法は非常に限られており、多くの患者さんで効果がなく、忍容性も低いことが多いです。

アテロコール社について

Atterocor社は、副腎がんの新規治療に特化した医薬品開発会社です。同社は2012年に、ライフサイエンス分野のトップレベルの投資家であるFrazier Healthcareと5AM Venturesが主導するシリーズAの資金調達を受けて設立されました。Atterocorはミシガン州アナーバーに拠点を置いています。

Arpit Jain

日本とインドを拠点に 日本では1件のファンドレイズを成功に導いた。過去3年間、ベンチャーキャピタルとプライベートエクイティの分野に携わってきました。

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